ロンドンオリンピックが終って一抹の寂しさをかみ締めながら、あ。もしや閉会式が一番楽しかったとか…と気づいてしまったとんちゃんです、こんにちは。先日のお刺身盛り合わせに使ったお魚の続きです。
Chernia(チェルニア)という、ハタの種類の白身の大きなお魚です。「最後のお願いです、どうか特別に舶来物の塩麹に漬けてください」とくりくりオメメが訴えてきているような気がしてなりませんでした。では、その望みを受け入れて差し上げましょう…
チェルニアの塩麹漬け
材料
- チェルニア(お魚ならなんでも)
- 塩麹
作り方
- お魚を切り身にする。味がしみやすく焼きやすいように、皮に切り目を入れる。
- 塩麹をまぶす。半日〜一晩マリネして味をなじませる。
- オーブンやグリルなどで焼く。
- できあがり。
ここアルゼンチンでは、日本から塩麹を調達してこないと作れないのが難点です。きっと日系の方で、麹を作っている方はどこかにいらっしゃると思うのですが。そうしたら塩麹も作れるのですが。いつか発見したらここでもまたお伝えします。塩麹が手に入らない場合、味噌と無糖ヨーグルトを半々くらいに混ぜたものに漬けても美味しくできますよ!
焦げないよう塩麹をあらかたぬぐって、オーブンで皮目を上にして焼きました。とても美味しそうに焼きあがりました。じんわり染み出るチェルニアのくせのない脂と、風味高い塩麹のコンビネーション。相性ばつぐんで、これはたまらなく美味しかった。塩麹ももちろん美味しいのですが、このお魚の味がまたいい。
マリネ後に残った、舶来物の塩麹はもったいないので捨てられません。そこで、残っていたイカのエンペラ&ゲソを使って、別の部員が夜食に炒め物を作りました。これまた美味でした。塩麹って素晴らしい。
さてチェルニアさんの、アラ。
これまた別の部員になんとかしてもらうようお願いしたところ、
ギャー!オーブンでカリカリになりました。これ、焼きすぎたのか、カリカリを狙って焼いたのか、未確認なのですが、「美味しいよ」とみなさんは骨せんべいのようにしてボリボリ食べていました。さすがです。チェルニアさん、あますところなく、いただきましたよ。塩麹、刺身、煮付け、と何にしても非常に美味しいお魚です。ごちそうさまでした。
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