冬の寒い季節になると、必ずどこかしらで話題になる鍋の一つ、噂のピェンロー鍋。ピェンロー(扁炉)とは、中国語で「鍋料理」のことだそうで、もとは作家の妹尾河童さんが紹介したことで広まった、白菜がたっぷりたべられるとても美味しいお鍋です。
その前に、肝心の作り方ですが、
dancyu読者支持率No1 ピェンロー – dancyuドットコム
http://www.dancyu.com/user/scripts/p_attribute.php?attribute_id=362
ピェンロー:妹尾河童さんによる旨すぎる白菜鍋 – ぷちぐる
http://oisiso.com/pyen_ro.html
この2つが特に参考になりますのでそちらを参照してください。我が家はぷちぐるさんの改良レシピに従い、昆布も入れています。
コツ1:干し椎茸は面倒でも前日から水に浸すなりしてゆっくり戻すこと
よし、明日はピエンロー食うぞ!という強い意志が必要になってくるため、その日の気分で暮らしている人にはさりげなく難題ですが、これ大事。惜しげもなくたっぷり入れること。
コツ2:白菜はトロトロになるまで煮込むこと
ダンチュウのページにもありますが、目安は40分。白菜の茎部分がちょっと溶け始めるくらいまでトロトロに煮込むのがコツ。普段はシャキシャキが好きなの!(私もです)というタイプの人も、間違ってもさっと煮ないようにしましょう。
コツ3:必ず春雨を使うこと
(略)心配だから日本産の春雨を…なんていうのはダメです。緑豆が原材料の中国産の普通の春雨を使わないと、なんというかコシがたりません。日本産、などと歌ってあるのは、ジャガイモのデンプンが使われていたりと、茹でるとなにこれ葛きりじゃん違うよ違う!という結果に。
コツ4:レシピに忠実に作ること
白菜を食べる鍋なので、白菜をたっぷりと使うこと以外には、量はだいたい適当で好きなように作っても大丈夫ですが、材料を代用で済ませないこと(豚バラ→豚切り落としくらいはOK)と、下手に他の材料を追加しないこと。そして一番大事なのは、作り方の順番を守ることです。特に、春雨は最後に入れる。さらに、軽く下ゆでしてから入れると、美味しい出汁が減りすぎず良いです。
コツ5:美味しい塩を使う
なんども作ってみて思うのは、干し椎茸とか昆布とか、その他のものは安いものでも適当でも構いませんが、味付けは基本各自でやるので、やはり塩が美味しいことは大事かもしれません。ついでに一味か七味も気に入ったものだと良いと思われます。ポン酢や、ケンタロウレシピの常夜鍋のタレ、などでも食べてみたい衝動に駆られますが、あえて「塩と一味」を男らしく突き通してください。なぜならばそれが一番美味しいからです。
それから、塩加減はどうしても少し濃い目が美味しいので、食べ過ぎに注意です。翌日むくみますので。。。
余談ですが、冬の実家ではうちの両親が趣味の畑で作った白菜、セミプロの叔母が作って送られてくる白菜、と後がつっかえてまして、ピエンロー鍋が白菜大量消費に大活躍しています。翌年のピエンロー鍋をもっと美味しくさせたいが為に、また随時発見があり次第追加していきます。
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